Entrus,echo sounds

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 YYBY『Entrus,echo sounds』リリースしております。今のところ、配信のみですが(初の試み)、CDも作成します。

・streaming
・bandcamp
song:YYBY
recording:studio INO/Naohiro Asakura
mix&dub mix:araishi akira / ICHION
mastering:Ken'ichi Itoi
 
Track3 feat.OVYUKI
Track7 feat.PANMAN(ASALATO tokyo)
 今回、アルバム作ろうてなったのは、、、自分からいいだしたのではなく、確かリズム隊のどちらかがアルバム作ろうと言い出したのが去年の年末。何故ならその時、バンドでこれといってやることがなかったからである。それでもうリリースしているのだからたいしたもの。バンドとしてはできていた曲を演奏し、それをナイス録音してくれたのがstudio INOのNaohiro Asakuraさん。YYBYのようなバンド録るのどうなのかな、とも思いもしたが、話をしてみるとなんてことはなかった。meditationsでドローン買ってるとのことで問題無し。10時間あの曲達に飽きること無く付き合っていただけたのはそういうところがあったからかな。mix&dub mixはICHIONでおなじみ荒石さん、ミックスは自分でやるまいと決めていて誰に頼もうかなと思い、どうしようかなと相談していた相手が荒石さん。で、荒石さん?いや、荒石さんやろとなってご依頼。mix&dub mix本当にトラックが送られてくるのが楽しかった。一番初めにトラックが送られてきた時、あ、この人で大丈夫だと確信した。年明けに一緒に飲んだのがよっかたと思われる、飲みにけーしょん大事。それでもかなり密にやり取りして仕上げていった。どれくらいかというともう編曲は荒石さん、といえるくらい。このミックスは自分がやったわけではないが誇れるやつ。煙たくてたるい。マスタリングはshrine.jpでおなじみ糸魚さん。これは最初からお願いしようと決めていた。マスタリングデータ送られてきてもう一発OKでなにも追加でお願いすることなし。さすが。
 ゲストのOVYUKIさんはよく声ネタをサンプリングさせてもらっているスポークンワーズの方、クレジットは3曲目のみだけれど、入っている声ネタの殆どはこの方。次は一緒にコラボしよう!て前回EPを出した時に話をしていたからコラボ実現という流れ。聴いてみてもらえればわかる、かっこいいんだ。アサラトで参加していただいたPANMANさん。そもそもはヨガスタジオが企画しているアサラトのワークショップで出会ったのがきっかけ。この方、アサラト世界チャンピョン。すごい方。ネットで動画検索してみて下さい、アサラトってこんなことできるんだ!と驚くはず。お願いしたら二つ返事で参加ということに。電子楽器、電子音楽とのコラボレーションは初とのこと。この7曲目個人的にかなりお気に入り。
 というわけで各所のすごい方々にお手伝いいただき、できたアルバム。繰り返すが、アルバム作成に際して演奏しかしていないんだ。曲は作っていたけれど。というわけでこのアルバムに対して、完成した感慨深さとかいうものが余り無い。このフラットな感じがいいなと思う。聴いていただける方、2曲目あたりで寝て、3曲目のスポークンワーズではっと目覚めてまた寝て後半辺りまで聴いているような聴いていないような、まどろむ感じで聴いていたら終わっていたみたいなのがいいかな。で、よくわからなかったし、ということでもう一度最初から聴いてもらえれば最高。曲を作る時も、アルバムにするときも聴いていて疲れないということが何よりの優先事項なのでね。作業BGMやなんかに使ってもらっても嬉しい。ただ低音をしっかり聴いて欲しいのでスピーカー、ヘッドフォン推奨。タイトルの通り。委ねる、木霊の音達。でも委ねるって、本当に何か対象に心身ともに委ねられるものはなかなかないし、委ねること自体難しいことだと思う。『Entrus,echo sounds』に心身とも委ねていただけるような音になっていれば本望。というわけでディープリズニングにも対応しているつもりで作った。dub you crazzzyyy!!