こころはもちよう

 両親が京都に遊びに来た。母が息子のことをかっこいいといっていた。あほかと思う。父が年末大きな手術をして体は不自由そうではあったが、ずーっとビールを飲んでいたので大丈夫そう。お互い歳をとったなと思う。山手の方にいったらまだツクツクボウシが鳴いている。今何月だ。それでも秋の空はうんと高い。ヨーガ哲学の勉強で般若心経を暗記する。秋の空みたいな涅槃寂静な空(くう)はうんと遠く感じる。だからいいのか。今日行った圓光寺というお寺には江戸時代最初の方に作られた般若心経の木版があり、何度もいったことがあるお寺だがこうして知ると感慨深いものがある。実家の宗派は真言宗だと知る。ばりばり般若心経。般若心経は唱えるだけでOK、涅槃寂静にいける魔法のお経。聖音Omと同じ。ヨガとの折り合いが悪く、アーサナは快適にならないし、プラーナ―ヤーマは禁忌事項にあてはまりまくっている覚えがある。スートラはしんどいことも多い。それで般若心経を出かける前に唱える、耳なし芳一の話はよく知られているのでは。ゴータマ・シッダッタこと仏様には手前の心の持ちよう一つだ、と叱咤された気がした。江戸あけみも同じことをいっていた。自分を苦しめるのは自分の心の持ちよう、その通りだと思う。一切皆苦ジョージ・クリントンもこの世界は最悪なんだとまず悟ることだ、っていってたな。うーん、なんか俺はあほかと思う。極端な性格は災いする。自分自身を縛ってどうする、逆だろう。

 本が無性に読みたくて読みたくてたくさん読む。(ジョン・ケージ伝―新たな挑戦の軌跡/ケネス シルヴァーマン、ジョン・ケージ著作選 /ジョン ケージ, 小沼 純一他、エリック・サティ覚え書/秋山邦晴武満徹エッセイ選―言葉の海へ/武満徹エッセイ選―言葉の海へ)はっきりいって、わからないということがわかる、といったことも多いがそれでも残るものは残る。それくらいでいいかなと思う。聴いている音楽もずっとこんな感じだったので、やばい、音が、、音が止まる(笑)というようなあほなことを思ったりもする。自分の音楽と比する人達ではない。反動だろうか歌謡曲にめちゃくちゃ感動することがある。どちらも同じような心で聴けるような耳を養うべし。というようなことを上記の皆いっているような気がする。こちらも心の持ちよう。

 YYBYのHPがリニューアル。home画面に貼っている動画、suikinkutsuの水琴窟の音は今日行った圓光寺の水琴窟。今日改めてお寺の水琴窟聴いたけれどとても心地良い音。10/28、12/1はライブも決まっているで、HP、liveからもしよかったらチェック。

 

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